装い その一

服に力があるって知ったのは
二十代のころ新聞で、ブランド服デザイナーの
おいたちや苦労話の記事でした。

そのデザイナーが若い頃、
心身ともに疲れきってヘロヘロの体で行った仕事先で
あるブランドの上着に袖を通したところ
一瞬で力が戻って、生気がみなぎってきたという話。
彼女はやっぱり服って力があるんだって
再確認したそうです。

二十歳そこそこのわたしでしたが、
なぜか妙に納得して、印象深かった話でした。

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わかってはいるけど、いま現在の自分にとって
服、特に普段着は後回しになってしまう存在です。

その分、石とか本にまわしてしまう。
歳をとったら人に不快感を与えない服を着たいと思っても
つい着心地のよいものばかりになってしまって(^^ゞ
お出かけの服や靴はあっても、
やっぱソレはよそ行きで、普段着と差がありすぎて
帰宅したらすぐ脱いじゃう。

たとえば美魔女って素敵だなって思うけど、
やっぱりちょっと違うし。

この状態をどうしたものかと思っていたところ
なんと先日、来店してくださったお客さが
“同行ショッピング”という仕事をしているというではありませんか!
おー!!それって骨格とか肌の色とかからアドバイスしてくれるの?
高い服じゃなくてもいいの?と質問攻め。
もう興味津々です。(*^0^*)
すると意外な答えが返ってきました。
そういうことじゃなくて、
本人の質にあった服を選べるようにアシストします。
…… 質にあった服…。

おー深いわー。
スピリチュアルだわ~!

自分が何が似合うかもわからないのに…
フツーに骨格とか体形から似合いそうなものを
選んでもらっていいんですけど…
ついていけるかわたし(゜.゜) と思いつつ、
いやでもソレ、おもしろいかも♪♪

そういうの超越している感がはまたいいじゃないの!と
ひとつお願いしてみました^0^
次に続く♪